第7章 MIDI

SMF 【スタンダードMIDIファイル】Standard MIDI File
異なる機種間でのデータのやり取りのために1988年に提唱された標準形式。

MIDI形式の音楽データを扱う際の標準的なファイル形式です。楽曲データのエディタやプレーヤの多くがSMFに対応しており、異なるエディタのユーザ間でデータをやり取りする場合や、不特定多数の人にデータを公開する用途に適しています。「.mid」の拡張子がつくファイルはこのフォーマットに準拠しています。

IT用語辞典 e-Words


MIDIとは楽譜のファイル。音を出すには音源が必要。

 DTM (Desk Top Music) では SMF(スタンダードMIDIファイル)を作成するのが 一般的です。このSMFには楽譜情報と演奏指示などが書かれていますが、 音そのものは含まれていません。音を出すには音源が必要になります。

 正確で美しい音が必要な場合は、市販の音源を購入してパソコンに接続する方法がいいでしょう。ただ、MIDIを手軽に楽しみたい場合は、パソコンの音源を利用するといいでしょう。

参考URL YAMAHA  http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/index.html

DTM音源規格

■GM規格■正式名「General MIDI System Level1」。従来の音源の「種類によって音色など が異なる」という不都合を解消するために、音色の配列などMIDI音源の仕様を国際的に標準化したもの。最低限サポートすべきボイス数、認識しなければならな いMIDIメッセージ、プログラム・ナンバーに対応する音色、リズム音色の鍵盤への割り当てなどについて定められている。音色数 メロディ用に128音色 リズム用に 47音色

GM1(業界統一) 音色数が128
GM2(業界統一) GM2はGM1で規定されていなかった音色のエディットやエフェクト 等の仕様を定め、音色を拡張したGM1上位互換の規格
GS(ローランド) GM1を拡張した規格
XG(ヤマハ) GM1を拡張した規格