接写をしたい。

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  カメラの設定 その理由
ISO感度 400 早いシャッタースピードになるので、手ブレが起きにくくなります。
ズーム設定 マクロ マクロの設定があるカメラはマクロに(普通はチューリップマーク)。なければ望遠系で
フラッシュ off

距離が近すぎて適正な設定が出来ません。

三脚がある方は、三脚を使いましょう。

 「接写」とは被写体に数センチまで近づいて撮影することです。
カメラのメーカーによっては、2センチぐらいまで近寄れる機種があります。まず自分のカメラがどれくらいまで近寄れるか(最短焦点距離)を確認しておきましょう。
  一般的には、「チューリップ」のマークにセットすると、接写撮影モードに切り替わるものが多いです。

 極端なアップ写真は、それだけで面白い写真となります。ただ極端に近寄って撮影しますので、いろんな不都合が出てくるものです。
 まず、1番注意すべき点は「ピント」です。デジタルカメラは構造上、ピント(被写界深度)がフィルムカメラより深くなっていますので、接写には向いているのですが、あまりにも近くによるため、ピントの合う範囲が非常に短くなっています。またカメラのわずかな動きで、ピントがずれたり、ぶれたりします。ここが一番の難点なのです。
 対策は三脚を使う事です。しっかりとした三脚にカメラを固定して取るのが定番です。この時でも、シャッターを押す動作でもぶれたりしますので、レリーズと呼ばれるシャッターを押す道具を使うのがベストです。ただデジカメにはそれを装着できないのもあるので、そんなときはセルフタイマーを利用するといいです。カメラをセットしてセルフタイマーでシャッターを自動的に切らせると、シャッターを押す時のブレを防ぐ事が出来ます。

 また、同じ接写をするのでも、望遠側と広角側では写り方が違いますので試してみましょう。写真の正確さと迫力では、望遠側で接写したほうがいいでしょう。広角側で接写するとレンズの歪みがより誇張されますので、面白い表現が出来るでしょう。
また、望遠側の接写と比べて広角側の接写は、ピントが深くなるので、手持ちでも撮れる場合が多いので気軽に試してみる事が出来ます。

 次に明るさです。極端に被写体によるので、撮影者やカメラが影になり、暗くなったり、まわりの物体に囲まれて、被写体自体が暗い場合がありますので、自動露出の場合、自動的にフラッシュを発光してしまうカメラもあります。至近距離のフラッシュ撮影は正確ではありませんので、フラッシュの自動発光はオフにしておきましょう。
 少し暗い被写体を三脚なしで撮影しなくてはならない場合、ISO感度を高くしてやるといいでしょう。全体的に、絞りが深くなるしシャッタースピードも高く設定されるので、撮影しやすくなります。
また、接写するときは、液晶モニタで撮影範囲を確認して撮影しましょう。ファインダーで見える範囲と、実際に写る範囲がずれます。液晶モニタのほうが正しいのでこちらを使用します。

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