人間を綺麗に撮りたいU
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カメラの設定 |
その理由 |
ISO感度 |
自由に |
きめの細かな写真を撮影したい場合には、感度を下げて撮影します。 |
ズーム設定 |
望遠系 |
ポートレートは望遠側で撮影しましょう。倍率が高いほど、迫力のある写真が撮影できます。 |
フラッシュ |
オフ |
基本的には自然光がベストです。 |
ポートレートの場合。
撮影の際、よく「自由に動いていいよ」などという人がいますが、カメラの前で自由に美しく動ける人などいませんので、カメラマンが積極的にアドバイスをしてあげる事が必要です。このアドバイスが、写真の良し悪しを決定づけます。
女性を撮影する場合
ポーズ 立ち姿
全身を撮影する場合、大事な事は、その女性のポーズでしょう。
普通の女性の場合、撮影するからポーズをとってくれといっても、ほとんどの人が恥ずかしがって、プロのモデルのように振舞ってはくれません。
ここでは、写真館が定番としているポーズのつけ方を説明しましょう。
アドバイス1
体をねじってもらう。
体操をするように仁王立ちでは、どんな女性もさまになりません。女性の美しさの基本は、体の線です。柔らかいカーブを作ってもらうのが一番手っ取り早いでしょう。
正面に立つのではなく、斜めに立ってもらいましょう。そして体をひねって正面を向いてもらいます。
次に足元です。コンパニオン立ちなどとよく言いますが、足元を前後にして、つま先をやや内側に向けます。
これだけで少しポーズらしくなりました。
次に大事なのは、手です。手というのはどこに持ってくればいいのか、撮影される側はとても迷うものです。手をブランと下げてもいいのですが、動きが出ませんしそっけなくなって来ます。
一番効果的なのは、いすを小道具に使う事です。いすの背を片手で添えてもらいます。これで、定番のポーズの出来上がりです。
座ったポーズ
椅子には浅くかけてもらい、やはり斜めに座ってもらいます。そして体をひねってカメラをむきます。ここでも手の位置は重要でしょう。
上半身のアップを撮影する場合。
カメラは望遠側を使います。立って撮影してもいいのですが、被写体がリラックスするため座ったほうがいいでしょう。更に手を載せる机があると、被写体は落ち着くし、ポーズも自然になります。
これらは基本形ですので、被写体がカメラに慣れてきたら、どんどん注文をつけましょう。枚数も沢山とりましょう。いい表情を選ぶためにも必要ですが、被写体がシャッターになれるという効果もあります。
最後に、撮影時にカメラマンが照れたり、迷ったりしない事も大事です。カメラマンのセンスを信用されないと、うまく撮影できません。
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