どんなカメラを選べばいいのでしょうか。(購入編)

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 この答えが一番誤解されやすいし、難しいといえるでしょう。正解は何を撮影するかによるのです。

 今、世間には様々なカメラが売っています。
千円ぐらいで買える「おもちゃデジカメ」から、何百万もするプロ用のカメラまで実に様々です。どれを使っても、写真は撮れます。また、すべてのカメラには一長一短があります。この一台で何でも取れるといったオールマイティなカメラはどこにもないのです。そのカメラの長所を認めるか、短所を認めるかはその人次第でしょう。

デジカメの性能で選ぶ
 カメラは機械だから、その性能は重要です。メーカーのパンフレットを詳細に調べて、その性能のよさでカメラを決めることが、確かにベストでしょう。
 だけど、その性能の数字は、実に複雑で、難解で、数字だけでは論じきれない部分も数多くあります。性能がいいだけでは、いい写真が取れるという保証はどこにもないのです。生半可な知識で、機械の性能を論ずるのは、一番危ういでしょう。

 性能ということと少し違いますが、使いやすいカメラというものがあります。普段撮影で一番よく使うのが、シャッターですね。このシャッターが押しやすいということがとても大事です。半押しにした状態がはっきり解るかどうか、フラッシュのoffの設定は、どこにあるのか、露出補正の設定は、操作しやすいかどうかなど、普段よく使う機能がすぐ設定できるのが、いいカメラだと言えるでしょう。

値段で選ぶ
 現実的には、この選択肢が一番大きいでしょう。デジカメは機械だから、その性能は値段に正比例するといってもいいのです。同じ会社の製品なら、確実にそういえます。ただ、メーカーが違う場合、比較が難しくなります。
 だから一番いい方法は、今一番売れているカメラを選ぶことです。
 その利点は、一般に支持されている商品だということだからです。その原因は値段だろうし、性能であり、デザインでしょう。世間の基準を信じるのも一つの方法なのです。
 売れている商品は、その情報も多く、きめの細かいアフターサービスを受ける事が出来るでしょう。機械が苦手な方にはお勧めです。

デザインで選ぶ
 これはその人の考え方であり、機械に対するかかわり方でもあります。最近、「自動車会社の改革」の報道で、デザインを重視した自動車作りが脚光を浴びました。機械というのが性能だけではなく、使う側のメンタルな部分にその価値があると言う事の証明です。
 愛着のある機械である事は、写真を撮るといった人間の行為の出発点にあるのです。デザインで選ぶ事の出来る人は、独自の写真を撮れる可能性を多く秘めています。

メーカー選ぶ
 なぜなら、デジカメの画像を加工したりするのは、パソコンだからです。パソコンとデジカメが同じメーカーの場合、有利な点が出てくる事もあるので、これもまた、一つの選択肢です。

ただ、最後にいえるのは、愛着の持てるカメラでないといけません。自分なりに納得のいくものを選びましょう。 また、人間の心理として値段の高いものほど大切にするものです。もし選択でまよったら、値段の高いものを買う事をお勧めします。

 

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