部屋の中で綺麗に撮る

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  カメラの設定 その理由
ISO感度 400 どういう状況で撮影するか分からない場合には、とりあえず400にしましょう。
ズーム設定 状況しだい 記念写真だったら、迷わず一番広角側で撮影しましょう。いざという時にピントが合いやすいので、シャッターチャンスを逃がしにくくなります。
フラッシュ 強制フラッシュ

記録写真の場合、必ずはっきり写っていることが最大の条件になります。

 デジカメは自動露出のうえ、暗くなると自動的にフラッシュを発光する機能がついているので、あまり気にしなくていいかもしれません。
 ただ、フラッシュというのは、懐中電灯と同じで、被写体の真正面から発光しますので、まわりの雰囲気を消し飛ばしてしまいます。例えば、シャンデリアの美しい光や、クリスマスツリーの豆電球の点滅、ろうそくの明かりなどは、ほとんど映らないといっていいでしょう。
そんな雰囲気を撮影したい場合、ストロボの自動発光をオフにして撮影しましょう。(とはいっても下記のような失敗もありますので要注意です)

失敗例■ISO感度を最大に上げて撮影したのだが、ピントもあってなく、ぶれている。

失敗した理由■ロウソクの明かりだけでは、カメラがピントを固定できなっかた事と、手ぶれがその原因です。三脚を使用してスローシャッターによるブレを防ぎ、明かりのついている時に、ピントをシャッター半押しで固定すべきでした。

フラッシュなしで撮影した写真

フラッシュで撮影した写真

 部屋の中の蛍光灯の明るさだけ(フラッシュを使わない)で撮影すると、汚い色で薄暗く写ってしまった事がある経験を持っている人も多いでしょう。
  原因は、光量と光源と光の位置が関係しています。人間の目は、超高度なシステムをもったバイオレンズです。自動絞り、オートフォーカスなどはもちろん、その感度の良さも特筆ものです。
カメラのレンズは目の役割をするのですが、人間の目に比べてその出来は比べものにならないくらい低いのです。どんなに高度なカメラを使おうが、人間の目には勝てないのです。人間の目に綺麗にうつるものでも、カメラのフイルムはそうではないのです。
見たまま写るというのは大変むずかしい事なのです。ここをまず解って欲しいのです。

天気のいい日の室内は、本当はは明るいのですが、写真に撮ると逆光となります。 強制フラッシュだと、適当に影を消してくれますので、自然な感じに写ります。

 例えば、ふつう部屋の中では天井に蛍光灯がついています。ライティングでいえば上からの1灯だけです。この光は部屋全体を明るくするには有効ですが、人間の顔を撮るには、上からの光だけでは足りないのです。人間の目はすばらしいレンズだから、影の部分もかなりはっきり見えるのですが、カメラはちがいます。光が足りないのです。

 部屋の中では、見た目よりも暗く、カメラの自動露出だけでは、暗く写ってしまう場合が多いのです。そこで、細かな計算をするより、カメラについているフラッシュを光らせて撮影すれば、フラッシュの光がメインになり、とりあえず確実に写真は写る事になるでしょう。

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